真球状の粒子のカーボンブラック


 サーマルカーボン Arosperse15は、サーマル式で製造される特殊カーボンブラックです。通常ゴム用に使用されるファーネス式で製造されるカーボンブラックと比較し、次のような特徴があります

・精製された天然ガス100%から製造されるため、とても純度が高い(カーボン含有量97%以上)。
・粒子型が真球状になっている。ストラクチャーがないため補強性は期待出来ない反面、加工性、
 コンプレッションセットは改善される。
・粒子径が300nm(他カーボンブラックは20−60nm)、また真球のため、導電性の安定性に付与する。
・また大きな粒子径は気体不透過性に貢献する。

1.現在の用途

・加工性改良 : 薄物シート
・良コンプレッションセット : 工業用パッキン
・空気不透過性 : ホース.ライニング
・ブレンド性 : フッ素ゴム配合
・絶縁性 : 電線

2.新規開発用途

・半導電エラストマー : 体積固有抵抗106-8乗の安定したゴムを作る。
・医療用ゴム栓、半導体用シーリング材 : アウトガス少ない。(重金属も非常に少量)

昨今の半導体でのアウトガス特性、導電性、加工性の観点から、このサーマルカーボンはおもしろい材料といえる


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