ノンハロゲンについてのお問合せはこちらまで


  ダイオキシンの問題で昨今ケーブル、弱電部品等にハロゲンは使用しない動きがここにきて活発になってきました。数年前からPVCは使用しない等の話はあったが、例えば弱電のリサイクル法のスタート、複写機では欧州で始まったエンジェルマークの動き、また埼玉県所沢市でのダイオキシン問題等の背景から、コストはアップになるものの、各社のノンハロゲン配合物の開発は拍車がかかってきています。

ノンハロゲン化とは、1)現在使用しているPVC,CR,CSM等のハロゲンを含んだ樹脂、ゴムをハロゲンを含んでいない材料に代える 2)ハロゲン系難燃剤を他のノンハロゲンの難燃剤に代える事を言います。この場合の問題点を示します。

1)PVC,CR、CSM等はハロゲンを含んでいるため、その物自体に難燃効果があります。ノンハロゲン材料にすると多量の難燃剤を添加しなければなりません。候補になる難燃剤は水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムですが、補強効果はなく、物理特性の低下は避けられません。

そこで、上記を解決するために、次の3つの方法を推奨します。
  1. 難燃剤である水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムにシラン処理を施す事により、補強性を向上させる。
  2. ノンハロゲン材料に高充填可能な材料を選ぶ。候補として酢酸ビニル含有量40〜90%の架橋可能タイプのEVAが挙げられます。 この材料は低発煙性でもあります。
  3. 難燃剤の添加部数を少なくし、なお且つ難燃効果を維持する少量の難燃助剤を添加する。候補 としてシリコーンの微粉末が挙げられます。
どれが最適の方法か、またそのコンビネーション化は要求される条件によって異なるため、ケースバイケースでの対応が必要です。