高分散シリカ(Highly Dispersible Silica:通称HDS)
高分散シリカ(Huberpo135)
昨今タイヤ用にカーボンの置き換えで使用が格段に伸びているシリカをタイヤ以外のゴム用途に活用する動きが盛んです。シリカの大きな難点のひとつである高粘度になってしまう加工性の悪さを改良し、さらに物理特性を向上させるためです。色物ゴムでの強度アップに、是非押さえておきたい材料です。
大きな特徴は次の二つです。
* シリカの粒子の結合にストラクチャーが形成されている。
* 分散性を悪くする粒子径1ミクロン以上の割合を低くした。
配合物性として下記に2点を取り上げます。
1)塩素化ブチル配合( 耐スチームホース向け)
|
高分散シリカ |
通常のシリカ |
配合
塩素化ブチル1066
Huberpol 135
通常のシリカ
フレクソン641
ハイドロタルサイト
酸化マグネシウム
ステアリン酸
P90レジン
MBPC
ジエチレングリコール
ETU22PM |
100
60
―
10
10
0. 25
1
3
1
2
1 |
100
ー
60
10
10
0. 25
1
3
1
2
1 |
| ムーニー粘度(ML1+4,100度) |
126 |
117 |
物理特性
硬度
伸び(%)
引張り強さ(Mpa)
NBS摩耗(T90% +5分) |
75
836
5.5
179
|
72
774
6.7
70
|
2)EPDM 配合 (ライニング向け)
|
高分散シリカ |
通常のシリカ |
配合
EPDM Buna6465
EPDM Buna2450
Hubberpol 135
通常のシリカ
PEG3350
サンパー2280
亜鉛華
ステアリン酸
DSC18
硫黄
促進剤R
DPTT
TMTD |
75
50
55
―
2
65
5
1
1. 4
0. 75
1. 5
0. 5
0.75 |
75
50
ー
55
2
65
5
1
1. 4
0. 75
1. 5
0. 5
0.75 |
| ムーニー粘度(ML1+4,100度) |
49 |
55 |
物理特性
硬度
伸び(%)
引張り強さ(Mpa)
DIN摩耗(T90%+5分)
引裂き(ダイC) |
54
844
16.3
108
313
|
53
799
10.1
101
283 |
コメントや他配合のデータについては下記まで。


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